黄櫨染(親王飾り 殿の衣装)
櫨の木の若芽の煎じた汁に、酢や灰などを混ぜて染めたものを「黄櫨染」(こうろせん)といいます。
色は赤茶で中天の太陽を表す色と伝えられ、天皇陛下が晴れの装束に着用なさる袍の色と定められています。
又、桐竹鳳凰模様は高貴と瑞祥を表す紋様で、鳳凰が桐の木に留まって鳴く時、聖王が生まれるという伝えから、桐も鳳凰も天皇家だけが用いることの出来る紋様でした。近世になり、麒麟が加えられ天使の徳を顕わしています。
安藤人形店の黄櫨染(殿)の親王飾り
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