立命館大学の学生さん達が京都の伝統文化を学びにお店に来られ、その中に、タイ在住でイスラム教の女性がいらっしゃいました。
「2時55分になれば、5分間だけ礼拝をさせてください」とおっしゃって、お祈りの方角を向いて畳の上に敷物をひき、そこでアラーの神に礼拝をなさいました。
お写真をお撮りしてもよいですかとお聞きすると、どうぞと言っていただきました。よくテレビでは見ておりますが、実際にお祈りをなさるところを見たのは初めてです。
この女性もお雛さまに見守られながら、礼拝をすることができ、京都の人形店に来られて良かったとお喜びくださいました。
私にまで神聖な思いが伝わってきた5分間でした。