京都国立博物館に「琳派」の展覧会の為貸し出しされる前に 国宝の「俵屋宗達」の杉戸絵が見たくて「養源院」さんに行って参りました。
杉戸には白象、優しい眼差しの白い象二頭。
力強い唐獅子。
気品ある麒麟。
麒麟は高貴で賢人の代名詞として用いられる架空の動物で まさしくお雛さまの「お殿さま」の「桐竹鳳凰麒麟」の御紋様であります。
その象・獅子・麒麟 いずれも 曲線がやわらかく美しく描かれ 何百年経った今も 動き語りかけているようで 素晴らしうございました。
徳川家の葵。豊臣家の桐。そして菊の紋。
なんとも感動の一時でございました。