「お雛さまづくり」の取材
納税月報臨時増刊「ふれあい」から二代目桂甫に「雛人形着付師の技」の取材に来られました。 歴史のこと 分業のこと 手折り お衣装…等 いろいろご質問があり、最後に 「八十九歳、とてもお元気ですよね。お声も力強いですし。」と尋ねられると 父は 「作るのは自分ですが、完成した人形がもつ不思議な力をいただいているんじゃないでしょうか。それで元気ていさしてもらってます。」と笑顔で申しておりました。 確かに お客様からも「この人形たちを見ていると 元気をもらえる」と言って下さいます。 雛人形にはお子様のお健やかなるご成長とお幸せを願う家族の思いが込められています。そうした家族の喜ぶ顔を頭に浮かべながら、手間を惜しまず、作り続けています。 それが 桂甫の代々受け継がれている「お雛さまづくり」でございます。