「祇園祭もお雛祭り」も人の祈り
17日早朝 京都市内は大雨警報が発令され 時折吹く風と雨の中 祇園祭前祭の山鉾巡行が 予定どうりとりおこなわれました。
今年は 巡行順を確かめる「くじ改め」の向かいの 高い場所から初めて見物させていただいたので 鉾を上から拝ませていただくことが出来ました。
美術品である素晴らしい懸装品は勿論 お囃子の方々 そして 美しい流線型の鉾の御屋根にも魅了されました。
可愛い子供さんの「くじ改め」の際 文箱からの紙が風に舞いかけ 市長がそれをお扇子で押さえられる と云う パフォーマンスも見られ 楽しい見物をさせて頂きました。
風雨でも 微動だにせず ずぶ濡れになりながらこの巡行の無事を願って携わっていらっしゃる町衆の皆様の心意気に 今年は特に感動をいただきました。
祇園祭は疫病退散を祈願する 八坂神社の神事です。お雛祭りも 子供の成長と幸せを祈る祭礼です。
日本人がずっと守り続けてきた「祈りの心」はどちらも同じです。
皆様 お疲れさまでございました。
そして 有難うございました。